ホワイトニングについて
🦷 ホワイトニングとは?
ホワイトニングは、歯の表面の汚れを落とすのではなく、
歯の内部の色そのものを薬剤(主に過酸化水素・過酸化尿素)で分解し、科学的に白くする方法です。
つまり、
- 歯磨き → 表面の汚れを落とす
- ホワイトニング → 歯の中まで明るくして白くする
という違いがあります。
✨ ホワイトニングの種類
① オフィスホワイトニング(歯科医院で行う)
- 歯科スタッフが施術
- 高濃度の薬剤を使うので短期間で白さを実感しやすい
- 1回約60~90分程度
メリット:早く白くなる
デメリット:色戻りしやすい(維持ケアが必要)
② ホームホワイトニング(自宅で行う)
- 歯科医院でマウスピースを作り、自宅で薬剤を使用
- ゆっくり時間をかけて白くしていく
メリット:色戻りしにくい・透明感のある自然な白さ
デメリット:効果が出るまで数日〜数週間かかる
③ デュアルホワイトニング
→ オフィス+ホームの組み合わせ
最も効果が高く、白さと持続性が両立できます✨
🦷 どうして歯は黄ばむの?
| 原因 | 例 |
|---|---|
| 食事・飲み物 | コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなど |
| 加齢 | エナメル質が薄くなり象牙質の黄みが見えやすくなる |
| タバコ | ヤニが沈着 |
| 歯の質 | 生まれつきの色やエナメル質の厚さ |
ホワイトニングは、これらの「内側の黄ばみ」にアプローチできます。
💡 ホワイトニングは歯に悪い?
→ 正しく行えば歯を溶かしたり削ったりしません。
薬剤の作用は色素分解であり、歯の構造を壊すものではありません。
👨⚕️ 副作用について
最も多いのは 知覚過敏
→ 歯が一時的にしみることがあります。
対策:
- フッ素配合歯磨きの使用
- 休息日を入れる
- しみ止め薬剤の併用
※歯を溶かしたり、弱くしたりすることはありません。
〇 ホワイトニングで白くならないもの
| 白くならないもの | 理由 |
|---|---|
| 詰め物・被せ物(レジン・セラミック) | 人工材料には作用しない |
| 神経がない歯の黒ずみ | 内部変色のため「ウォーキングブリーチ」が必要 |
| エナメル質形成不全の白斑 | 色ムラが強調されることがある |
👉 事前診断がとても大切です。
⏱ 効果はどのくらい続く?
個人差はありますが、
3〜6ヶ月程度が目安。
ホームケアや食習慣で維持期間は伸ばせます。
🍽 ホワイトニング中に気をつけたいこと
白さを保つために、24〜48時間は控えると◎
- コーヒー / 紅茶 / コーラ / 赤ワイン / カレー / チョコ
- 喫煙
飲む時はストローを使うと効果的✨
✅ ホワイトニングのメリット
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 見た目が明るくなる | 第一印象が良くなる |
| 笑顔に自信が出る | 口元が自然に見せられる |
| 清潔感がアップ | 美容・ビジネス面でも好印象 |
👇 まとめ
- ホワイトニングは歯の内部の色を明るくする方法
- 医院で行う方法と自宅で行う方法がある
- 正しく行えば歯を傷つけない
- 白さを保つにはメンテナンスが大事